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ムーン ウェーブ プロジェクト

長月の新月

   

2018年 10月9日 新月

今日は新月です。旧暦 太陰太陽暦に於いては
今日の新月から 長月(9月)が始まります。

秋分を過ぎて、徐々に日の入りが早くなり
夜の時間が長くなっていきます。

長月は夜長月(よながつき)が転じて長月となっています

月の遠近カレンダーの旧暦バージョン 月の太陰太陽暦
では、新しい月の始まりは新月となっているので
ここから新しい月が始まります。

新月の日を朔(ついたち)と呼ぶのは月の出発
つきたちが転じて朔となっています。

旧暦は月の満ち欠けの形と日付が一致しているので
月の形を見れば今日が何日目であるかが確認できました
また、常に新月を基準に今日が何日であるのかを確認
するために、新月まで遡って、日にちを確認していました

遡るという漢字は、しんにょうに朔が乗っていますが
これは新月まで遡ることを意味する漢字でした。

旧暦の九夜目の9日が上弦の半月になります。
新暦のカレンダーでは10月17日です。

本来は長月の9日が重陽(ちょうよう)菊の節句です。
新暦のカレンダーの9月9日はまだ季節的に菊の時期では
ないので、新暦のカレンダーでは季節感がズレることに
なります。

旧暦の重陽の日の翌日十夜が最も月が遠ざかる
遠地点です。遠い上弦の半月となるので
月の引力が最も弱く地球に作用しますので
静かな夜空に上弦の半月が浮かびます。

長月の12夜、新暦では10月20日から秋の土用入り
となります。秋の土用が明けると立冬となるので
暦の上では、早くも冬の始まりです。

長月の十三夜は先月の中秋の名月、十五夜に引き続き
晩秋の名月 十三夜になります。

月は遠い位置にあるので、静かな晩秋の夜空に
輝く美しい十三夜が観測できると思います。

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