2017年8月最近地点から日食
2017年 8月18日 22:18に366,121km
最近地点を通過 8月の月は本日最も近づきます。
8月15日の下弦から3日目で8月22日の新月まで4日
なので、近い新月から近い下弦の半月にシフトが変わるのが
今月8月です。8月は8日の満月に日本で部分月食が
観測できました。そして、8月22日の新月は38年ぶりに
アメリカ本土で皆既日食となります。(現地時間8月21日)
晴れていれば月が完全に太陽を隠します。同じ日食でも
皆既日食、金環日食、部分日食がありますが、皆既日食と
金環日食は月の遠近によって起こります。
完全に月が太陽を隠す皆既日食は近地点、月が太陽を
隠し切れず、月の外周に太陽の光がリング状に光る
金環日食は、遠地点の状態の時に起こります。
※画像を参考にして下さい。
今回の新月はまだ新月が近いエリアにあるので
月が完全に太陽を隠す皆既日食になります。
2017年の2月26日に起きた金環日食は
新月が遠いエリアにあったので月が太陽を隠しきれず
金環日食となりました。日食も月食も月の遠近に
影響を受ける事になります。
当たり前ですが、日食は必ず新月時、月食は必ず満月時に
起こります。
日食の起こる仕組みは、地球から見た太陽の道、これを
黄道(おうどう)と言います。そして地球から見た月の道
これを白道(はくどう)といいますが、この黄道と白道の
交点が合わさったタイミングで日食が起こります。
国立天文台が作成した動画が日食の仕組みを分かりやすく
説明しているので、興味のある方は是非御覧ください。