MOON WAVE PROJECT©

ムーン ウェーブ プロジェクト

2019年 6月 新月

   

 

西暦6月3日・太陰太陽暦皐月五月朔の新月
大安・19:02

その瞬間の太陽は、古代ギリシャ・ローマ神話の牡牛座の丁度サードアイのポイントに位置し、そのすぐ側、右目辺りに新月が位置します。

歳差運動で72年に一度ずつ移行する星空の位置を踏まえた、現代の正確な見上げた星空では、太陽が牡牛座のドンピシャサードアイの位置って、そうあることではなく、もう2度とないかもしれません。

太陽が牡牛座の人たちは、ことに覚醒波の恩恵を受けることとなるでしょう。
ただし、一般的な西洋占星術での牡牛座は、先の影響で実際の見上げた星空とは合っていません。
現代の正確な太陽の牡牛座滞在期間は、西暦5月13日~6月21日です。
西洋占星術の示す星空、星座位置は、実は今から約2000年以上前の星空なのです。
占星術という名とコンセプトにおいても、やはり大事なのは、ことに占術に使うのならばなおの事、遠い過去の星空を元にするのではなく、大事なのは、この今のリアルな星空ではないでしょうか。

牡牛座は、この世のリアリティと目覚めの関係性をも浮き彫りにします。

6/3からの皐月は、芒種、入梅(11日・太陽ー地球ー木星の直列)、ストロベリームーンの満月(17日未明月木)と夏至(22日・海王星の留と同日)を含みます。
北半球では、太陽の活動が最も活発化するのが夏至です。


6/3の新月は、上弦の近地点周期、全2回中の〆の周期にして最接近の上弦の月の周期の始まりの新月です。
しかもこの上弦は、通常最接近でも37万km台のところ、珍しく3の倍数ミロクの369千km台まで接近するという、今回の上弦近地点周期は、ことに強調されている事が見てとれます。

そして7月3日からいよいよ新月が接近する近地点周期が夏をピークに約5ヶ月間に渡って続きます。

自然界の育成リズムは、上弦から望月にかけて活発化します。
私たちの新陳代謝もです。
また、樹木も私たちの体液も上昇し、体内の水分濃度も上昇し、海面も地殻も膨張します。
種植えや大地に定植するに良いのは、上弦から望月。
生命の誕生が多くなるのは、ことに満月前後ですが、上弦を経て、準備が本格化します。

上昇のスイッチ、この時代の新しい叡智、前向きかつ新たな挑戦、好奇心などのキーワードが見合います。

令和は、満月近地点周期の〆の極みから、上弦近地点周期との交差の中ではじまりました。

新しい時代のはじまりは、私たち一人一人と、私たちの文明の新たなはじまり、大きな節目をも象徴します。

 - blog