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ムーン ウェーブ プロジェクト

2016 閏年

   

2016年も、2月になって半月が過ぎました。

2016年は、閏年なので、2月は29日あります。

地球が実際に太陽の周りを回る周期と、

人間が作った暦とのズレを修正する年です。

地球は太陽の周りを365日かけて一回りします

これが一年ですが、実際には365.2422日で、

端数がでます、この端数を数値にすると

365日と5時間50分になります。

一年で約6時間弱のズレがあります。

4年で24時間、一日のズレが出るので、

その隙間を埋める日が、2月29日です。

今年はリオでオリンピックが開催されますが

基本的にオリンピックのある年は閏年です。

2020年の東京オリンピックも閏年になります。

第1回アテネ大会が1896年の閏年だったからです。

太陽の運行を基にした現在のカレンダーでは

閏年も一日で済みますが、

月の暦、太陰暦では、閏年のときは

ひと月分余分にありました。

月の暦、太陰暦のひと月は、約29,5日です

12ヶ月で354日になるので、太陽暦の365日に

11日ほど足りなくなります。

なので、そのズレを修正するために、ほぼ3年に一回

閏月を設定していました、太陽暦と太陰暦のズレが

約30日になったとき、太陰暦の12月に一ヶ月加えて

13ヶ月としました。

現代の社会で3年に一度、一年が13ヶ月あると

結構ややこしい事になりそうです。

月の満ち欠けを日々の生活で基準にしたのが太陰暦です。

江戸時代までは、太陽と月の運行をうまく生かした暦が

使われていました、それが、太陰太陽暦です

簡単にいうと太陽と月のカレンダーです。

いま私たちが使っているカレンダーは太陽暦を中心にした

グレゴリオ暦と言われているものですがとても合理的で

素晴らしいと思いますが、やはり、月がずれていきます

太陰太陽暦は、太陽と月の陰陽のバランスと

それを受ける地球という三位一体の暦でした。

「月の遠近カレンダー」は地球を中心に太陽と月の

位置関係を判りやすく表しています。view_image (1)

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