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ムーン ウェーブ プロジェクト

月の遠近と満ち欠けの関係性

   

 

2018年、12月22日の冬至がすぎました。

現在使っている暦では、今年もあと数日で、終わりとなります。

2018年の月の遠近カレンダーも最後のページになりました。

2018年は多くの方が、日々の生活の中で月の満ち欠けと

月の遠近、太陽と地球と月の位置関係がよく理解できたとの

ご連絡を頂きましたことに、感謝しております。

改めて、月の遠近と月の満ち欠けの関係性をご説明いたします

月の軌道は完全な円ではなく、楕円になっています、

このため月の軌道が近いポイントを通過するとき、

近地点の状態になります。距離は約35万キロです。

遠いポイントを通過するとき、遠地点の状態になります。

距離は約40万5千キロです。地球と月の距離の差は

最大で約5万キロになります。

地球の直径が約1万2千キロなので、地球4つ分以上の

遠近差があります。

楕円軌道の近いポイントを満月の状態で通過する時が

近地点満月、いわゆるスーパームーンと呼ばれる状態になります

近地点満月の時は新月が遠くなります、遠地点新月です。

新月の時に近いポイントを通過するとき 近地点新月になり

満月が遠いポイント、遠地点満月になります。

月が近地点を通過するとき引力が最大になり、

月が遠地点を通過するとき引力が最小になります。

新月と満月の時は、太陽と地球と月が直列するので

月の満ち欠けと、月の遠近の軌道が一致します。

太陽と月の引力がダイレクトに地球に届き

月の引力が強くなります。大潮はこの状態の時に起こります。

上弦、下弦の半月の時は、太陽を中心にして地球と月が

直角の位置にあるので、引力が弱まります。小潮の状態です。

大きく分けて月の遠近は4パターンの状態があります、

近い新月と遠い満月、近い上弦の半月と遠い下弦の半月

近い満月と遠い新月、近い下弦の半月と遠い上弦の半月

これを13ヶ月と8日かけて繰り返します。

現在のカレンダーは12ヶ月なので、

一年に40日ほどズレていきます。

月の満ち欠けと、月の遠近が同じ状態に戻るのは

8年と10ヶ月の時がかかるということになります、

月が同じ状態に戻っても、時代が変わっています。

これが月の満ち欠けと、月の遠近の周期です。

月の遠近カレンダーは、月の満ち欠けと、月の遠近を

解りやすく、イメージしたカレンダーが

【月の遠近カレンダー】です。

日々の生活の中で、まづは、その日の月の形と、

さらに月の距離の関係性が解るだけでも、

いままでとは違う概念が生まれていくと思います。

2019年版の月の遠近カレンダーをリリースしております。

手帳タイプの「Moon Wave Note」も好評販売中です。

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来年度もよろしくお願い致します。

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