MOON WAVE PROJECT©

ムーン ウェーブ プロジェクト

Study of the moon wave vol. 3

      2017/12/22

地球は太陽の周りを365日かけて一周(公転)します。

これが一年です。これは距離に換算すると

約9億4000万キロです。一年とはこの距離に起点を決めて

その起点に戻るタイミングです、春分点(真東)が起点で

夏至(真南)秋分(真西)、冬至(真北)と季節を巡って、

また春分点(真東)に戻ります。これが1年365日です。

太陽の周りを回る地球の公転距離9億4000万キロを

一年の日数365で割ると約260となります。

一日に約260万キロ移動することになります。

時速で約10万キロ、秒速で約30キロです。

月まで平均38万キロなので、地球の公転スピードで行けば

月まで、3時間強、東京から横浜まで約30キロとしたら

1秒です。何気なく過ごす一日は実は260万キロ

別の位置に移動したことになります。

ひと月を30日としたら一ヶ月は7800万キロです。

これの繰り返しによって、時は一瞬で過去になって行きます。

春分、夏至、秋分、冬至、そして、春分に戻る間に

季節があるのは、地球が約23.4度太陽に対して傾いて

回転している事によって起きる現象です。

地球が太陽の周りを公転する軌道にも近地点と遠地点が

ありますが、月の遠近の様に複雑な動きはしないので

シンプルです。夏至の頃は地球と太陽は遠い位置にありますが

地球の傾きが太陽側に来る北半球は太陽の光が多く当たるので

夏になります。反対に南半球は太陽の光が遠くなるので

冬になります。冬至の頃は地球と太陽は近地点になりますが

北半球は北に傾くので、太陽の光が弱まるため冬になり

南半球は太陽側に傾くので、夏になります。

春分と秋分は太陽に対してフラットになるので

季節が安定するということになります。

この地球の絶妙な傾きの角度によって、春夏秋冬が

現象化され、地球上の生きとし生けるもの全てが

育まれています。

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