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ムーン ウェーブ プロジェクト

神無月 新月

   

2017年 11月18日  新月

2017年も残り後ひと月半を切りました。

時の過ぎるスピードはとても早いです。

旧暦、太陰太陽暦では今日の新月から神無月10月が

始まります。

神が無い月と書いて神無月(かんなづき)といいます。

何故、神が無い月なのか、これは日本中の神様が

島根県の出雲大社にこの月に一斉に集まる為だと

いわれています。出雲大社の御祭神は

大国主命 オオクニヌシノミコトです。

天照大神 アマテラスオオミカミの弟の

素戔嗚尊 スサノウノミコトの子孫とされています。

日本神話の世界です。

大国主命は名前の通り国を納めたとされ、自分の子供を

日本各地に置き、各地域を守らせ、神様を祀らせた

ということらしいです。

そしてこの時期、秋の収穫が一段落したころ、日本各地から

自分の子供たちに各地域に祀った神様と共に、出雲に呼び寄せた

このことから、10月が神無月と言われる

ルーツになっていると、されています。

出雲地方では、旧暦10月を(神在月 かみありづき)と

いうのはこの事が、元になっていると思われます。

しかし、出雲以外には神がいなくなるという説は、中世以降の

後付けで、出雲大社が全国に広めた俗説という事らしいです

元々は神無月の 無(な)は現代の(の)という連体助詞で

神無月は「神の月」ということが日本国語大辞典でも

この説を採用しています。

http://japanknowledge.com/introduction/keyword.html?i=224

この時期は秋の収穫を神様に感謝するということが

全国的に行われるため、収穫祭的行事が多く行われるので

やはり神様に感謝する月「神無月=神の月」の方が

シックリきます。

神無月10月の新月は、遠い新月から始まり

旧暦十七日(新暦12月4日)の満月が

近地点満月 ほぼスーパームーンの状態に成ります。

新暦のカレンダーでは次の満月が今年最後の満月です。

そして、2018年、正月2日が最近地点満月

スーパームーンです。

2018年もよろしくお願い致します。

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