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ムーン ウェーブ プロジェクト

2017年 秋の彼岸入り

   

2017年9月21日。昨日の新月から秋のお彼岸が

始まりました。

お彼岸の期間は、秋分の日を中日として前後3日間で

9月23日の秋分の日が中日になります。

彼岸明けが9月26日です。

彼岸の中日9月23日が太陽黄経180度の秋分になります。

3月20日の太陽黄経0度の春分の日から180日目で

春分点を基準にした場合は秋分がちょうど一年の半分に

なります。

彼岸は先祖の供養するという、仏教的なイメージが強いですが

「お彼岸にお墓参り」という文化は、仏教徒が多い他の国と

比べても日本だけの独特の風習です。

秋分の日は太陽が天の赤道上にあるので、ほぼ真東から出て

ほぼ真西に沈みます。

仏教的には極楽浄土は「西」にあるとされています。

お釈迦様がいる極楽浄土の世界です。

そのため、真西に太陽が沈む春分の日、夕日が極楽浄土への

道標るべとなると考えられていました。

仏教では中道という偏らない意識を重んじています。

昼と夜の長さが一緒になる春分と秋分は中道の

象徴とされてきました。

なので仏教的な行事を日本で今も行っていると思われます。

また、昼と夜の長さが一緒になる春分と秋分の時は

太陽に願をかけるということで「日願」

という言語が彼岸になったという説もあります。

9月から10月にかけて、月の遠近は近い新月から

近い満月へシフトが変わるシーズンになります。

近かった新月が徐々に遠ざかり、下弦の半月が

近地点、上弦の半月が遠地点の状態の中にあります。

10月から徐々に近い満月のウェーブになっていくので

今年の後半は、近地点満月、スーパームーンの状態の

満月が来年2018年2月頃まで続きます。

9月から10月にかけては、月の遠近のピークが

半月の地点にあるので全体的に月の引力が弱い状態に

あるのでメリハリがなく無気力な状態になりやすい

傾向にありますが、夏から秋そして冬にかけての

季節の変わり目なので、心身共に調整する期間と

捉えて、今年後半の近地点満月に備える事を

おすすめします。11月から近地点満月の影響が

始まるので、黙っていてもテンションが上がる状態に

なっていくと思います。月の満ち欠けと、月の遠近の

バランスを上手く使いこなす事が出来れば

とても合理的に一年を過ごすことができると思います。

今年は、5月が閏月で2回あったので、中秋の名月が

10月4日にズレています、そして10月6日が満月です。

10月の満月から、近地点満月の状態が強くなっていきます。

これから、満月が美しいシーズンを迎えて行きます。

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