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ムーン ウェーブ プロジェクト

2017年立秋

   

2017年 8月7日、今日は24節気の立秋です。
夏至と秋分の中間の位置にあります。
夏の暑さはこれからピークとなっていきますが
暦の上では秋の始りとなります。
夏至と秋分の中間で太陽黄経135度の位置です。
24節気の中でも重要な節気で立春・立夏・立秋・立冬を
四立(しりゅう)と呼んでいます。
夏至・冬至の二至、春分・秋分の二分を
二至二分(にしにぶん)と併せて八節(はっせつ)
としています。
この八節が24節気の基本になっています。
立春・立夏・立秋・立冬は各季節の節目のタイミングで
四立(しりゅう)の前日が季節を分ける節分となります。
節分までの18日間が土用の時期で今回は夏の土用が昨日の
節分をもって明けました。一年で土用の期間は72日
あります。
24節気は陰陽五行説ともリンクしています。
陰陽五行説とは、自然の循環のことで、
木は火によって 燃やされ、土に返る、
そして土の中から金属が取れる。
その金属に水滴がついて、水が生まれる。そしてその水に
よって木が育つ。ということです。
陰陽五行は方角、四季、干支などに応用されていて
季節を4つに分けると、春夏秋冬と4つの季節があり
各季節に五行を当てはめています。
木行が春、火行が夏、金行が秋、水行が冬
この季節の変わり目の期間を土行(土用)として
陰陽五行に対応させています。
8月の月の遠近は、5月から始まった、近地点新月の
状態から次のシフトに変わっていきます。
近かった新月は徐々に遠ざかり、近い下弦の半月
遠い上弦の半月の状態になっていきます。
この状態は10月まで続き、11月からいよいよ、近地点満月
スーパームーンの状態となっていきます。
半月が近地点、遠地点にあるときは、全体的に月の引力が
弱まるので、なんとなくメリハリがなく、しらけたり
無気力感を感じる人が多い傾向にあります。
逆に10月まで続く近地点、遠地点の半月のときは
月の引力が弱い分、フラットな状態なので、
クールに物事が判断できる状態にあるともいえます。
10月くらいまでは、盛り上がりに欠けるシーズンが
続きますが、月の遠近が予め解ると、状況がわかりやすいので
有意義に月の遠近カレンダーをご活用いただければ幸いです
明日8月8日は満月で、満月の前日を小望月と呼びます。
満月はまだ、遠い位置にあります。

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