金星の最接近と月
2015年12月8日、新月が11日なので
かなり欠けた状態の月です。三日月の形と同じ状態です。
新月に向かう欠けていく月を有明の月と呼びます。
真夜中から、夜明け前に見える月です。
12月8日は金星の軌道が地球に最も近い
近地点の状態にあって、有明の月とシンクロしています。
明けの明星と有明の月のシンクロです。夜明け前5時ころ
天気が良ければ、金星と月のシンクロが確認できます。
金星の軌道は太陽を中心に地球とクロスした状態の
軌道で公転しています。画像を参考にして下さい。
地球から一番遠い時は、約2億6千万キロ彼方にあります。
地球に一番近づく時が、約4千万キロまで近づきます。
正に12月8日、金星は地球に最接近しています。
地球と金星の遠近差は2億2千万キロあります。
地球上の尺度ではリアリティーのない数値です。
直接的に地球に影響を与えることはあまりないと
思われますが、やはり昔から、ビーナス(女神)と呼んできた
惑星なので、近くに金星がいるだけで何故か
テンションがあがります。
ちなみに宵の明星というのは、夕方に金星が接近した